9月25日(日)
今朝の席で秋季彼岸会も御満座。
今朝は大江淳誠和上の六字釈の味わいを。
これは、蒲刈の御門徒さんが亡くなったおじいさんの遺品を整理していたら、大江淳誠和上の六字釈の講義を筆記したものが出てきたそう。
それを百ヶ日の法事のとき、「茶の子」にしてお配りした。
「茶の子」とは、法事の際の供物や、参拝者に対しての配りもの。
「粗供養」という地方もあるようだが、このあたりでは「茶の子」が一般的。
もともとはお茶に添えるちょっとしたお菓子をいったのであろうが、それがちょっとしたものという意味で、来ていただいた方にお礼を込めて「茶の子」としてお渡しするように。
そこから生まれたことばが、「お茶の子さいさい」。
ちょっとしたものであっても、時にはそれが大きなご縁に。
次回の法座は10月の報恩講法要。
お誘いあわせてお参りを。