11月16日(金)
広南小学校の給食に、「長浜のうどん豆腐風」が初登場。
これまで呉市の郷土料理がいろいろと出ていたが、このたび初めて長浜の料理が学校給食に。
ちょうどJA呉発行の『くれだより』秋号(38号)にも、紹介されている。
この料理は、2001年に『くれえばん』にも紹介された(専徳寺ホームページ参照)ように、元々は法事の後のお斎(とき)に振る舞われていた精進料理。
「精進料理」をいただく風習は次第になくなり、大人数の食事を用意することもなくなってきたので、この料理も・・・。
そんななか、こうして取り上げられ、伝えられ、いろんな方に知っていただく。
これも一つのご縁。
そして、また一つご縁が。
これは何と、南極の石。
昔南極観測隊として行かれた方からいただいた石を寄贈したいとの話をいただいていたが、それはてっきり小さな石だと思っていた・・・。
それが今日届けられ、大きな石だこと。
調べてみると、この南極の石はカンブリア紀のもの。
長浜で見られる古い石と言えば、第一公園(三角浜)裏の花崗岩。
ジュラ紀のものらしいのだが、それよりももっともっと昔の石。
先日訪れた蒲刈の弘願寺にある円識和上を讃える石碑は、この黄幡山の自然石が使われているそう。
こうして、何か一つのことをご縁に、いろんな世界がひろがっていく。
そのご縁を大切に。