3月25日(金)
今日は風が強く、寒い寒い一日に。
午前9時から広南小学校で、長らくお世話になった藤平校長先生、高橋先生、室賀先生の離任式。
校長先生と高橋先生は、長浜小学校に長男が入学した時に就任されてから6年間お世話になり、室賀先生は小坪小学校・広南小学校7年間。
《学びとありがとう日本一》をめざす広南小学校。
全校児童の「ありがとうございましたっ!」の大きな声が響いた。
そのあと、今度は隣の広南中学校で4名の先生方の離任式。
毎朝長浜のバス停で降りると、空気が暖かく、人が温かくと挨拶のなかで。
先日から読み始めた『呼び覚まされる霊性の震災学』の冒頭に紹介されたリントンの一節、
「深海に棲む魚は、おそらく最後まで水というものに気づかないだろうという。何かの偶然が水面に運び、大気に触れさせない限り、彼は水というものの存在を意識しないであろう」 (『パースナリティーの文化的背景』)
がふと。。。
曇鸞大師の「蟪蛄(けいこ)春秋をしらず、この虫あに朱陽の節を知らんや」(セミという虫は春とか秋を知らない。だから、夏という季節さえ分からない)という言葉とも重なるけれど、ここで育ち、ここしか知らなければ、ここがどれだけすばらしいか、どれだけ良い先生に出会えたかってことも分からないんだなぁと、先生方のあいさつを聞きながら。。。
ありがとうございました。