呉東組法中会

3月30日(水)

今日、広本町ではツバメの飛ぶ姿が。

長浜にもそろそろかな。

 
今夜は平成27年度最後の法中会。

先日の組会で、組長の再任、教区会議員の新任が決まり、今日はそれを受けて平成28年度の各役職が発表、承認された。

 
28年度も事務局を担当。

これまでの聞名講の担当に加え、このたび「御同朋の社会を社会をめざす運動(実践運動)」の教区委員を拝命。

それから、伝灯奉告法要の団体参拝に向けて、団参事務局が新設され、事務局が兼務。

 
いろいろと新しく変わって。

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2016年3月31日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 3日目

3月29日(火)

今日の朝席で春季彼岸会が御満座。

昨年、9月18日の千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要に呉東組の団体参拝でお参りしていたとき、国会で審議され、翌未明に可決された安全保障関連法が今日施行された。

 

朝席では、それに関連して、敗戦後のドイツと日本の違いを聞かせていただいた。

 
初めて聞く話に驚き、調べてみたら、奈良美智さんがドイツで驚いた「敗戦国の歴史認識」という記事に目がとまる。

現在という時間軸が歴史の延長上にあって、そして、その先には未来があり、今、何か間違ったとしたら未来がおかしくなる。過去から現在、未来へ一貫して考える、そういう思考が一般的な日本人とは比べ物にならないほどできてるんです。結構、ショックでした。

日中、暖かくなってきて、桜も一気に。
今を美しく咲く桜も、過去・現在・未来のなかで。。。

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ようこそのお参りでした。

2016年3月29日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 2日目

3月28日(月)

昨日に引き続いて、朝席・昼席・夜席と春季彼岸会。

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浄土の救いは到達ではなく、浄土への方向の発見である。(藤場俊基)

  住職を退任されるまで、掲示伝道をされていたそうで、その中からのことばより。

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七高僧のお一人、龍樹菩薩の『十住毘婆沙論』

一毛をもつて百分となし、一分の毛をもつて大海の水の二三渧のごときを分かち取るがごとし。苦のすでに滅するは大海の水のごとし。余のいまだ滅せざるものは二三渧のごときなれば、心大いに歓喜す。

と、通常読むところを、親鸞聖人は『教行信証』の中に、

一毛をもつて百分となして、一分の毛をもつて大海の水を分ち取るがごときは、二三渧の苦すでに滅せんがごとし。大海の水は余のいまだ滅せざるもののごとし。二三渧のごとき心、大きに歓喜せん。

と、読み改められた。

普通なら、あと2、3歩で頂上に到達だと喜ぶのを、親鸞聖人は山の麓を2、3歩歩み出したところを喜ばれているとのお話。

 
子どもがよく先を急いで走り出し、よその人について違う方向に向かう姿を思い出した。
いつも決まって、後ろから、「そっちじゃない!こっちよ!」と。

 
進むべき方向が定まる。
彼岸(浄土)からのお喚び声に導かれ。。。

 
ようこそのお参りでした。

2016年3月28日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 1日目

3月27日(日)

彼岸も過ぎたけれど、寒さは戻ったまま。。。

午前中、お参り先で訪れた川尻。

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寒いけれど、サクラがチラホラ。

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今夜から春季彼岸会。

御講師は、島根県大田市 正蔵坊の菅原龍憲師。

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今夜は「聴聞」のお話より。  

聴くとは 動けなくなることだ

濵口竜介 「聴く」といいながら、ひとはたいてい聴きたいこと、理解できることしか聴かない。ほんとうの「聴く」というのは、これまでそのようなものがあるとすら思っていなかったような他人の疼(うず)き、心の震えに触れて、身じろぎできなくなることだ。それにとことん身を晒(さら)すこと。今年1月、砂連尾理(じゃれおおさむ)のダンス公演「愛のレッスン」アフタートークでの若き映像作家の発言。(鷲田清一)

今日紹介された、『朝日新聞』〈折々のことば〉79 (2015.6) より。

 
ようこそのお参りでした。

2016年3月27日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

仏前結婚式

3月26日(土)

前坊守の故郷、明円寺若院の結婚式に一家で朝から。

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子どもたちにとって、おじいちゃんの葬式は体験済みだけど、結婚式は初めて。
初参式、入学式、卒業式、葬式と、いろいろと人生の大切な節目の一つ、結婚式。

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仏さまの前で、誓いのことば。 子どもたちにとって、今日の一日が記憶に残るといいな。

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ここの本堂お内陣の欄間には蓮池の彫刻。 よーく見ると、その蓮池には一匹の

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蜘蛛がいて、一本の糸を垂らしている。
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』。
自分一人だけ救われようとすると切れてしまう。
相手のことを思うこころをお育てていただくんだなぁと。。。

 
場所を移しての披露宴。 若い布教使さん、春秋会メンバーがたくさん。

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どうぞ、お念仏薫る家庭に。

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ご結婚、おめでとう。

2016年3月26日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南学園 離任式

3月25日(金)

今日は風が強く、寒い寒い一日に。

午前9時から広南小学校で、長らくお世話になった藤平校長先生、高橋先生、室賀先生の離任式。

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校長先生と高橋先生は、長浜小学校に長男が入学した時に就任されてから6年間お世話になり、室賀先生は小坪小学校・広南小学校7年間。

《学びとありがとう日本一》をめざす広南小学校。

全校児童の「ありがとうございましたっ!」の大きな声が響いた。

  そのあと、今度は隣の広南中学校で4名の先生方の離任式。

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毎朝長浜のバス停で降りると、空気が暖かく、人が温かくと挨拶のなかで。

 

先日から読み始めた『呼び覚まされる霊性の震災学』の冒頭に紹介されたリントンの一節、

「深海に棲む魚は、おそらく最後まで水というものに気づかないだろうという。何かの偶然が水面に運び、大気に触れさせない限り、彼は水というものの存在を意識しないであろう」  (『パースナリティーの文化的背景』)

がふと。。。

 

曇鸞大師の「蟪蛄(けいこ)春秋をしらず、この虫あに朱陽の節を知らんや」(セミという虫は春とか秋を知らない。だから、夏という季節さえ分からない)という言葉とも重なるけれど、ここで育ち、ここしか知らなければ、ここがどれだけすばらしいか、どれだけ良い先生に出会えたかってことも分からないんだなぁと、先生方のあいさつを聞きながら。。。

 

ありがとうございました。  

2016年3月25日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

我聞会 3月例会

3月24日(木)

ここ数日暖かい日が続き、一気にサクラの花が開花。

でも、今夜は風が強く、寒くなりそうななか、浄徳寺にて我聞会の例会。

 

輪読は『蓮如上人御一代記聞書』(198)(199)。

蓮如上人を支えた門弟の一人、金森の善従のお話より。

履き物を脱がないうちから、仏法のことについて話し始める善従に、〈どうしてそのように急いで話しはじめるのですか〉と尋ねたところ、〈息を吐いて吸う間もないうちに命が尽きてしまうのが世です。もし履き物を脱がないうちに、命が尽きたらどうするのですか〉と答えたのだと。。。

「朝には紅顔ありて、夕べには白骨となれり」の『御文章』白骨章や、「出息入息不待命終」(出る息は入る息を待たず、命終わる。)とのお釈迦さまの話より、無常の話はよく聞かせていただくところ。

 

頭では理解できるのだけれど、なかなかこれが自分のこととなると、いろんなことを後回しにしてしまいがち。。。

 

法話では、丁寧な言葉づかいの中にある大切なこころを。

 

そして、今日はこれまで「呉東組若婦人仏教連続研修会」として続いてきた研修会を、平成28年度より『やわらか真宗 (仏教婦人連続研修会)』と名称を変更し、年齢に関係なく、またこれまでの修了者でも受けられるような形に。

その役割分担を決定。

 

良いご縁となりますよう。

 

明日は広南小学校・中学校の離任式。

2016年3月24日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校卒業式

3月19日(土)

今日は広南小学校の卒業式。

このたび、長男が卒業。

長浜小学校に入学したときは男子4名、女子4名だったけど、3年生の時に小坪小学校と合併して広南小学校に。

そして、今日男子6名、女子12名が卒業。

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全校児童、来賓の方、地域の方、保護者の方々に見守られて。

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1週間前から、週間天気予報では雨。 でも、何とか雨も上がり。。。

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校長先生の式辞のなかで卒業生に贈られた相田みつをの『出逢い』  

その時の出逢いが その人の人生を 根底から変えることがある  
出逢いが 人間を感動させ 感動が人間を動かす  
人間を動かすものは むずかしい理論や 理屈じゃない  
人間を根底から変えてゆくもの
人間を本当に動かしてゆくもの
それは人と人との出逢い
その時の出逢い・・・

良い先生、良い仲間、良い人たちに出逢って今日の日を。 ケロッとしてる我が子より、涙を流してる子の姿を見て、いろんなことを思い出しながらウルッと。

 

これからもいっぱい出逢い(出遇い)を大切にし、いっぱい感動を。

 

卒業、おめでとう。

 

2016年3月19日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(76)

3月14日(月)

昨夜からの雨が少し残った朝。

今朝は、今年度最後の広南小学校読み聞かせ。

担当は5年生。

 
読んだ本は、

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『おじいさんとヤマガラ』3月11日のあとで (鈴木まもる)  

 

先月読んだ『どうぶつのあかちゃんがうまれた』の作者、鈴木まもるさんの作品。

 
毎年冬になると、山に巣箱を6個かけて、ヤマガラの巣立ちを楽しみにしていたおじいさん。
2011年3月11日の東日本大震災による原発事故のあと、おじいさんは。。。  

ちきゅうのうえに いきているのは にんげんだけではありません。 発電所が こわれたあと、ひとは、ひなんしたり たべるものに きをつけたり できました。 でも、のやまの とりや どうぶつ、うみや かわの さかなたちに しらせることが できませんでした。 おじいさんは それがざんねんで かなしくて しかたがありませんでした。

 
この言葉がとっても印象的。

おじいさんは、生きている間、少しずつでも自分のできることをして、みんなで一緒に元気に暮らしていこうと思っていますと。

 
みんな、おじいさんのやさしいこころに聞き入って。。。

 
今年度最後ということで、最後に児童より。

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とりあえず、1年間無事終わって、また4月から。

2016年3月14日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

呉東組組会

3月13日(日)

今日は年に一度の組会が広ステーションホテルにて。

「組会」(そかい)とは、組会議員〔本願寺へ登録された各寺の僧侶(住職)1名と門徒代表(門徒総代)1名で構成される〕が集まって開かれる会。

このたびは、組長(そちょう)、並びに教区会議員の改選期にあたり、選挙。

それぞれの組で方法は違うそうだけれど、呉東組では役員会で推薦された方の信任投票。

 
組長は再選。
教区会議員は、新たに僧侶議員と門徒議員を選出。
 
選挙の結果、すべて無事信任。
 
そのあと、親睦会 

 
帰宅すると、広島市浄土真宗寺院連絡協議会より封書が届いていた。

開けて見ると、花まつりに向けて、花まつりオリジナルの「甘茶スイーツができました!」とのご案内。

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すてきな企画なので、ご紹介。
お取り寄せも可能なので、興味のある方はどうぞ。  

2016年3月13日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku