10月13日(土)
今日は広南中学校の文化活動発表会「広南劇場」。
1年生が落語、2年生が起業企画、3年生が創作劇。
その他、いろいろと披露。
オープニングは、書道パフォーマンス。
事前にその様子を撮影し、その映像を見た後に体育館に垂れ下がる。
その他、箏と尺八でジブリ音楽を。
生徒会長あいさつの後、何故か「+1」。
「+1」は漫才。
その漫才をするのが、長男と担任の先生。
ずっと極秘で進めてたらしく、サプライズ出演。
いつもと全く違う姿に、終わった後で会う人会う人より。。。
その後のコーラスなどは法務のため、見ることが出来ず、昼前にPTAのバザーのお手伝いで合流し、午後から今日のメインを鑑賞。
3年生の創作劇『広で生まれた恋がある 世界にかけた虹がある ~No rain,No rainbow ~』。
昨年の創作劇は、広南の戦跡を訪ねて作った『この世界の片隅に ~広南編~』。
今年は、戦後の広南から生まれたたくさんの逸話をもとに作った創作劇。
「広で生まれた恋がある」のもとになったのは、
チェリー・パーカー(桜元信子さん)と進駐軍としてやってきたオーストラリアの青年兵士の物語。
今もオーストラリアでご健在だとか。
「世界にかけた虹がある」
昭和21年、水野尽次郎呉市長に懇願されて、日本最初の女性助役となった高良とみ。(助役として国には認められなかったが、その後国会議員となり、シベリア抑留兵の帰国のきっかけとなった人)
松本俊一。戦後、公職を離れたが、鳩山一郎総理より日ソ交渉全権代表に起用され、日ソ国交回復への道を開き、「モスクワに虹を架けた男」。
それ以外にも、広南には偉大な方々が戦後の復興に尽力したことを調べ、それをもとに。
小さい頃から知ってる子たちが、随分立派になったなぁと思いながら。
また、シベリア抑留兵の話を聞くと、以前聞いたご門徒さんの話を思い出しながら。
その方は、広海軍工廠で飛行機の整備に関わった。
それは、飛行機の整備士になると、出兵しなくても良いという話だったからと。
それでも、時代の流れで出兵することとなり、シンガポールで捕虜となる。
シンガポールの収容所では、肉の缶詰があったり、食べものに恵まれていたそう。
「あの〇〇さん、知ってるでしょ?あの人はシベリアだったから大変な苦労をされたと思うよ」と、ぼそり。
家族にも亡くなるまで一切戦争のことを話されなかったようで、そこには、一言もそのことを話されなかった〇〇さんや大変な苦労をされた方々への思いがあったのだろうなぁ。
広南劇場、拍手喝采で無事閉幕。
そのあと、反省会を兼ねたPTA役員会。
そして、帰宅してから本堂の準備。
明日の夜席より報恩講法要。
お誘いあわせてお参りを。