3月24日(日)
今日の夜席より、春季彼岸会。
御講師は、和庄の明法寺 熊谷普門 師。
初めてのご縁をいただいた。
今晩は「二僧巻簾」という禅僧の話から、「諸法実相」について聞かせていただく。
また、聴聞の心得は、「虚往実帰」だと。
私たちは先入観をもってしてしまうことが多い。
また、優劣を付けて物事を見てしまう。
そこが、凡夫の眼と仏の眼の違いという話。
『専徳寺報 念佛日和』を世話係の方に配っていただいて、早速その礼状が届いた。
そこに、
寺に参れぬ母も喜んで何度も見ております。
と記されているのを見て、ハッとする。
寺報を出すとき、こちらは寺に参ってご縁にあっていただきたいという思いをもって法座のご案内をしたのが、事情があって参りたくとも参れぬ方もいる。
凡夫の眼。
仏さまの眼には到底なれないだろうが、そのことに気づくことが大切なことかな。
ようこそのお参りでした。