春季彼岸会 2日目

3月25日(月)

ソメイヨシノもチラホラと咲き始めた。

今日も昨日に引き続き、彼岸会2日目。

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朝席と昼席は慈悲の話を聞かせていただく。

凡夫の慈悲は小さな慈悲。

小慈小悲もなき身にて
有情利益はおもふまじ
如来の願船いまさずは
苦海をいかでかわたるべき

でも、親鸞聖人はご和讃のなかで、その小さな慈悲さえも持てない私であると。

 

 

広南小学校の送別式があったので、朝席が終わったら早速学校へ。

長男がお世話になった担任の先生が郷原小学校へ転任。
「ありがとうソング」でお別れ。

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それが終わると、山口から龍谷大学と山口県立大学の先生が石泉文庫に。

宇都宮黙霖をはじめ、同時代の勤王僧月性、大洲鉄然等を調べているとのこと。

 

また、昼席の後は、石泉文庫を教育委員会から視察。
建物の傷みがひどくなったが、県の史跡のため、どこまで補修が出来るか、総代さんを交えて見ていただく。

 

そして、夜席。

バタバタした一日だったが、夜席は丸の内で開かれた寺カフェに生け花で参加した時の話を聞かせていただいた。

そこで、評判だった法話が十牛禅図だったということで、その話。

何とも謎解きのような宿題のような、でも考えさせられる話。

 

明朝が御満座。
ようこそのお参りでした。

2013年3月25日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku