広南小学校読み聞かせ(64)

11月9日(月)

どんより。それでも、あたたかい朝。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

今日の担当は6年生。

読んだ本は、

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『ひかりのりゅう』

この絵本は、

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福島の原発事故を通して、みんなで「どうして?」を考えたくて、できた絵本だそう。

 

どうして こんなことに なったんだろう?

 

ひかりに めがくらんだ おうさまのせい?

めいれいにしたがった だいじんと しょうにん?

それとも

もっともっとと ひかりをほしがった みんなのせい?

 

パパがいった。

「ひとが あつかいきれないものなんて

つくっては いけなかったんだな」

 

原発のことを触れると、先入観を持って見てしまうかなと思ったので、そのことを一切触れずに読んでみた。

 

終わったあとで、感想を尋ねると、

「こんな龍が作れるってすごいなって思いました」

という感想。

一流の科学者、技術者になろうと思えば、誰よりもすごく、「神」っていわれるほどのことを極めようとするのだろうなぁ。

その気持ちもある意味大切かも知れないけれど。。。

 

また、

「よくばっちゃいけないなって思いました」

との感想も。

 

同じ絵本を読んでも、感想、視点はいろいろと。

2015年11月9日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku