石泉文庫虫干し法座 2日目

7月13日(月)

今朝3時前、大分県南部を震源地とする地震があり、呉市(安浦)は震度4だったそう。

まったく気づくことなく、起きて呉市防災情報メールで初めて知る。。。

 

心配された雨も降らず、朝席が終わると、石泉文庫から専徳寺へと蔵書を運ぶ。

今年も広南小学校の6年生が地域学習の一環としてお手伝い。

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そのあと、干された経典の下で石泉文庫の話を。

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石泉僧叡和上も、宇都宮黙霖も、このたくさんの本に恵まれた。

そして、この本を200年以上、虫干しを続けてきたたくさんの人がいるから、今もこうしてきれいなまんま。

今日はその一人にみんなも仲間入り。

 

午後から雨がパラパラと。

午後4時から、干した本を片付けて、目録と照合作業。

 

夜席では、何故仏教を求めるかというお話より。

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ふと思い出したのが、昨夜の『情熱大陸』という番組のなでしこジャパン特集。

FWの大儀見選手が、「自分を単語一語で表現してください」と、辞書を手渡された。

そして、答えたのが「植物」。

「植物って結局太陽の光だったり、水だったり、酸素だったり、二酸化炭素だったり、そういういろんなものがないと生きられないじゃないですか。

それと一緒で、自分も誰かに助けられないと生きていけない」

と。

続いて、今回のチームを単語一語で表現してくださいと問われた答えが、「万華鏡」。

「1試合、1試合、見え方ってずいぶん変わっていたと思うし、その中に個人個人の彩りが必ず輝きを放っていたし、見る人によって輝きが見え隠れする魅力的なチームだった」

と。

勝ったり負けたり、いろんなご縁がととのって。

 

小学校6年生もPEACEおりがみを持ち帰って、休憩時間に一生懸命折り鶴を作ってくれたそう。

でも、折り鶴の完成品は。。。

どうやら、折り鶴の折り方を今の子どもたちは知らないらしい。

それでも、一生懸命チャレンジしたあとがいっぱい残っていたので、それがとっても嬉しい。

少し手直ししたら、ちゃんと折り鶴に。

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ようこそのお参りでした。

明日もお誘いあわせてお参りを。