呉東組若婦人連続研修会

10月20日(木)

今日から2日間、午前中横路地区の報恩講。

そして、午後から広の真光寺で、呉東組若婦人連続研修会。

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年3回の連続研修会。

我聞会がその担当に当たり、今年度は『アンケートに答えて』を担当。

研修会自体は10時から3時30分までで、そのなか、50分ほど話をする。

 

第1回目(6月)に書いていただいたアンケートのなか、

あなたは自分の“いのち”について考えたことがありますか?

という質問に、「はい」と答えた方がほとんど。

“はい”と答えた方、それはどんなことをきっかけとして?

という質問に、一番多かったのは、親の死・親族(友人)の死・主人の死など、身近な死。
それに次いで、病気をしたとき。

少数意見ではあったが、妊娠したとき、子どもを産んだとき、年を取ってというのもあった。

まさに、生・老・病・死の四苦である。

苦に直面したとき、人はいのちを見つめなおす。

 

今日、報恩講にお参りしたお宅で、「ちょっとだけお時間よろしいでしょうか?」といわれ、少しお話を聞いた。

その女性は、今年足を骨折され、リハビリで歩けるようにはなったばかり。

私は明日で88歳の誕生日を迎えます。私はもうすぐ亡くなります。かならず亡くなります。でも、良いご縁があって、うちには良いお嫁さんを迎えることができました。だから、私が亡くなった後も、きっとお参りはしてくれると思いますので、これからもよろしくお願いします。

と、穏やかに、しっかりと語られた。

家のなかで、ずっと継がれてきたのは、こうした“いのちのリレー”。

そこから先祖を敬うこころも生まれてくる。
私にいのちを受け継いでくれた方々に対しての感謝の気持ち。

 

親鸞聖人が亡くなられて750年。
そこから脈々と受け継がれてきたのは、そのいのちのつながり。

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2011年10月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku